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【書評】『「頑張る」をやめてみる』(評者:けけ/ストレスフリーな働き方)

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「ストレスフリーな働き方」を発信しながら “生きがいラボ” の設立をめざしているけけさまより書評をお届けします!

「メンタル本大賞®2023」エントリー作品

『「頑張る」をやめてみる』根本裕幸 著(リベラル社) 「頑張る」をやめてみる
根本裕幸 著
リベラル社
2022年5月発売

書評

今回は『「頑張る」をやめてみる』をご紹介。

1.こんな人にオススメ

  • ひとりで抱え込む
  • 断りたいのに断れない
  • 頑張ってるのに報われない

15歳で父が病気で他界。
「強くならなきゃ」「断ると悪い」「結果が出ないのは努力が足りないから」と思って生きてきました。

その結果、何でもひとりで抱え込むように。
頼まれてもいないのに「良かれと思って先回り」。
雪だるま式に仕事が増えて、潰れそうになったことも。

この本は、そんな「頑張ってるのに報われない」と感じていた頃の自分に届けたい一冊です。

2.ゴールは「ストレスを抱え込まないコツを掴む」

著者の根本先生の願いは、「”助けて”が言えない」「断ることが苦手」「完璧を目指してしまう」人たちが、自分らしく楽しい日々を過ごせるようになること。

まずは、抱え込みタイプ診断。
わたしは「敏感」「しっかり」タイプ。

「自分だけじゃない」と分かってホッとひと安心。

次に抱え込んでしまう理由。
まるでカウンセリングを受けているかのよう。

しんどい気持ちの理由を紐解いていきます。

読み終わったときには、きっと心がラクになるはず。

そして、抱え込みからの脱出法。
5つのワークから自分に合ったものを選んで挑戦。

どれもすぐに出来て効果バツグン。
繰り返しやることで、ストレスを抱え込まないコツが掴めます。

3.目指すのは「抱え込んでしまった自分のことも受け入れる」

「抱え込みはよくない」と力説してる本書ですが、最後が「抱え込みも悪くない」となっているところが面白い。

うまくいかないことがあるとネガティブな気持ちになる。
そこにさらに鞭打つように「自分はダメだ」と否定してしまうことも。

その結果、どんどん自分をすり減らし、心も体もボロボロに。

でも大切なのは

【できない自分を責めるのではなく、できなくても頑張った自分を褒める】

と教えてもらって心がラクになりました。

けけさま(メンタル本大賞®選考委員)提供画像『「頑張る」をやめてみる』(根本裕幸 著/リベラル社)

評者プロフィール


けけ
40歳2児のパパ。14歳で父が他界し、生きがいを失う。青少年支援活動で出会った子どもたちの笑顔に生きがいを見出し、2年間ボランティア宣教師に。体調不良になった繊細さんの妻に寄り添う為に転職3回。収入4倍で家族時間も確保。同じような悩みを持つ人たちの力になりたいとTwitterスタート。本格運用8か月で1万フォロワー達成。現在はTwitterと公式LINEで”生きづらさ”ストレスを感じている方に向けてストレスフリーな働き方を発信。”自分らしく稼ぐ”を研究する”生きがいラボ”コミュニティ設立を目指して活動中。

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