メンタル本大賞2021 ノミネート作品
「ひとりで頑張る自分」を休ませる本 大嶋信頼 著 大和書房 2019年6月発売 |
実行委員会コメント
【メンタル本大賞2021】ノミネート選出コメント
著者は、FAP療法(不安からの解放プログラム)を開発した心理カウンセラー。
ポジティブさが生まれたら(元気なときには)、ネガティブさが生まれて(憂鬱な気持ちを抱かせて)、中和する「恒常性」という機能は、個人の体内のホルモンバランスに限らず、人間関係においても働くという。
自分が「いい人」をやめないと、相手の成長機会を奪って相手を不幸にしてしまう、といったメッセージは「いい人」でいることのデメリットとして読者に刺さる。
文字ものの本だが、平易な言葉で解説されているので読みやすい。
「いい人」をなかなかやめられずにいる人にオススメしたい作品。
作品紹介コンテンツ
書評
読者コメント
【メンタル本大賞2021】読者投票コメント
大嶋先生の本は、それ自体が心理療法の「スクリプト」になっており、理解できなくても、苦しい過去を掘り起こさなくても、いつの間にか知らないうちに癒されているのです。知らないうちに…なので、大嶋先生の本のおかげという事が分からない。本物のカウンセラーさんだと思います。(T.Sさん)