メンタル本大賞2021 ノミネート作品
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メンタル・クエスト 心のHPが0になりそうな自分をラクにする本 鈴木裕介 著 大和出版 2020年4月発売 |
実行委員会コメント
【メンタル本大賞2021】ノミネート選出コメント
著者はゲームを心から愛し、メンタルヘルスをライフワークにしている内科医。
人生をゲームの「クエスト」と称して、生きづらさのメカニズム、行動・思考パターン、対処法をゲームに出てくる「キャラ」や「アイテム」などの言葉に置き換えて解説している。
文字ものの本で少しページも多めだが、堅苦しさを感じない内容で、特にRPGゲームを楽しんだ経験のある人には読みやすい。
「人生ハードモード」に陥っている、日常生活に理不尽さを感じている人にオススメしたい作品。
作品紹介コンテンツ
書評・審査コメント
きょうさま(製薬会社 主任研究者)
【書評】『メンタル・クエスト 心のHPが0になりそうな自分をラクにする本』(評者:きょう)
平光源さま(精神科医)
【書評】『メンタル・クエスト 心のHPが0になりそうな自分をラクにする本』(評者:平光源)
読者コメント
【メンタル本大賞2021】読者投票コメント
生きづらさをRPGに例えて解説してからわかりやすい。その上内容はとても本格的。著者の鈴木先生は身近な方の自死という経験を経てもなおメンタルヘルスをライフワークにされ、単に知識を並べ立てるのではなく先生の人生観や、多数の臨床経験に基づく参考にしやすい考え方がやさしく語られている。(はるかさん)