選考委員プロフィール
菊池奈起(きくち・だいき)
1985年生まれ。大学卒業後、株式会社高橋書店に入社し、7年間営業部で書店営業に従事。その後、広告代理店の営業~新興出版社の創業参画を経て、2019年12月に株式会社ブックダムを設立。「本」と「書店」の存在に人生を救われた原体験から、その存在を通じ一人でも多くの人に必要とされる事業を行うことを基本指針に活動中。
PR・プロモーションに携わったおもな書籍
『THE EAT 人生が劇的に変わる驚異の食事術』
アイザック・H・ジョーンズ、石川勇太 共著(扶桑社)
『赤ちゃんがやってくる!35歳からの「妊娠体質」のつくりかた』
谷裕一郎 著(日東書院本社)
『子どもを医者にした親たちが幼少期にしていたこと』
幼児教室ひまわり 著(啓文社書房)
公式サイト・SNS
株式会社ブックダム Twitter 公式アカウント
株式会社ブックダム Facebook公式ページ
<PR>選考委員告知
ブックダムでは、出版を実現して、その本を最大限有効活用していきたい方向けの出版コンサルティングをはじめ、出版物のPR・プロモーションを中心に事業展開しております。
さらに書店ネットワーク事業という、様々な関係者が全国各地の書店で実現されたいことをサポートする活動も推進しています。
2022年2月には「ペイフォワード文庫」という静岡県掛川市にある高久書店で生まれた取り組みを、全国の書店に拡げていく活動としてブックダムがスタートさせました。
公式Twitterでは毎月1回、図書カードギフトキャンペーンも開催しております。
本が好きな方、本屋が好きな方、出版を活用したマーケティング展開を検討されている方をはじめ、ぜひ多くの方にブックダムの今後の活動に注目いただけたら、大変幸いです。
よろしくお願いいたします。
選考委員メッセージ
私は20代半ばのときに、人生をあきらめかけました。
死のうと思っていました。
死ぬ勇気もないくせに。
口にしたらなんだか気持ちよ~く眠くなって、ラクに死ねる薬が手元にあったらとっくに100錠くらい飲んで、今この世にはいなかったと思いますが。
振り返ってみると、「なんでそんなことでそこまで思い詰めているの?」と当時の自分に声をかけてあげたい。それでも心の底から苦しいときって、救いようのない絶望しかないんですよね。
私の場合、「生きたい!命がある限り1人でも多くの人の役にたちたい!」と前向きになれるきっかけを与えてくれたものの1つが本でした。
ですからメンタル本大賞の存在をはじめて知ったとき、素直に「できることがあれば応援したい!」と思えたんです。
それから程なくして、成瀬さんはじめ実行委員会の皆さまの想いに触れる機会をいただきました。
メンタル不調に悩まれている方たちに対して、読んだら少しでも心がラクになる本を届けたい。
その一貫した姿勢と大変意義のある活動に共感し、現在ブックダムとして関わらせていただいております。
しんどいことの方が多い人生です。
光なんて一筋も見えないという方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方にとって、メンタル本大賞の存在や、ここで紹介されている本との出逢いが、”もう一歩だけ”進んでみようと思えるきっかけに変わることがあれば、この上なく嬉しいですしそうなることを陰ながら祈っています。
メンタル本大賞への応援メッセージ
そもそも意識のアンテナが反応したのは、シンプルに感覚的な理由です。それは過去、自分自身のメンタルに“どん底”な時期があったこと。
そして結果的に、本や書店という存在に人生を救ってもらったこと。
現在の自分を突き動かしている実体験と、「メンタル本大賞」が立ち上げられた理念に、少なからず共感する部分があったからだと思います。
(中略)
その想いとビジョンに共感した以上、甚だ微力ながら、弊社としても何かしらのかたちでこの「メンタル本大賞」を応援していければと願っています。
この賞を通じて、1人でも多くの方の人生に光が射すシーンを想像しながら・・・。