「ストレスフリーな働き方」を発信しながら “生きがいラボ” の設立をめざしているけけさまより書評をお届けします!
「頑張る」をやめてみる 根本裕幸 著 リベラル社 2022年5月発売 |
書評
今回は『「頑張る」をやめてみる』をご紹介。
1.こんな人にオススメ
- ひとりで抱え込む
- 断りたいのに断れない
- 頑張ってるのに報われない
15歳で父が病気で他界。
「強くならなきゃ」「断ると悪い」「結果が出ないのは努力が足りないから」と思って生きてきました。
その結果、何でもひとりで抱え込むように。
頼まれてもいないのに「良かれと思って先回り」。
雪だるま式に仕事が増えて、潰れそうになったことも。
この本は、そんな「頑張ってるのに報われない」と感じていた頃の自分に届けたい一冊です。
2.ゴールは「ストレスを抱え込まないコツを掴む」
著者の根本先生の願いは、「”助けて”が言えない」「断ることが苦手」「完璧を目指してしまう」人たちが、自分らしく楽しい日々を過ごせるようになること。
まずは、抱え込みタイプ診断。
わたしは「敏感」「しっかり」タイプ。
「自分だけじゃない」と分かってホッとひと安心。
次に抱え込んでしまう理由。
まるでカウンセリングを受けているかのよう。
しんどい気持ちの理由を紐解いていきます。
読み終わったときには、きっと心がラクになるはず。
そして、抱え込みからの脱出法。
5つのワークから自分に合ったものを選んで挑戦。
どれもすぐに出来て効果バツグン。
繰り返しやることで、ストレスを抱え込まないコツが掴めます。
3.目指すのは「抱え込んでしまった自分のことも受け入れる」
「抱え込みはよくない」と力説してる本書ですが、最後が「抱え込みも悪くない」となっているところが面白い。
うまくいかないことがあるとネガティブな気持ちになる。
そこにさらに鞭打つように「自分はダメだ」と否定してしまうことも。
その結果、どんどん自分をすり減らし、心も体もボロボロに。
でも大切なのは
【できない自分を責めるのではなく、できなくても頑張った自分を褒める】
と教えてもらって心がラクになりました。
評者プロフィール
けけ
40歳2児のパパ。14歳で父が他界し、生きがいを失う。青少年支援活動で出会った子どもたちの笑顔に生きがいを見出し、2年間ボランティア宣教師に。体調不良になった繊細さんの妻に寄り添う為に転職3回。収入4倍で家族時間も確保。同じような悩みを持つ人たちの力になりたいとTwitterスタート。本格運用8か月で1万フォロワー達成。現在はTwitterと公式LINEで”生きづらさ”ストレスを感じている方に向けてストレスフリーな働き方を発信。”自分らしく稼ぐ”を研究する”生きがいラボ”コミュニティ設立を目指して活動中。
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