「メンタル本大賞」の趣旨にご賛同いただき、受賞作品の審査に携わって頂く方のプロフィールをご紹介します。
川本義巳さまにご寄稿いただいた書評一覧
2023ノミネート作品 審査コメント
2021ノミネート作品 審査コメント
選考委員プロフィール
川本義巳(かわもと・よしみ)
三重県松阪市生まれ津市在住。
うつ専門メンタルコーチ/公認心理師/一般社団法人エフェクティブコーチング協会代表理事。高校卒業後、SEとして20年以上メーカーに勤務。大手IT企業への転職を機にうつ病を発症、寝たきり状態になり、1年2か月の休職を余儀なくされる。2007年コーチングに出合い、うつ病を完全克服。それを機にうつ専門のプロコーチになることを決意。コーチング、NLP、アドラー心理学、エリクソン催眠を学び、それらを応用したメソッドを開発し、2010年個人コーチングを開始。自治体や上場企業でのメンタルヘルス研修講師や精神科クリニック、児童相談所、教育委員会での相談業務等でも経験を積み、10年間で1万件以上の相談、指導を行っている。
著書
『1日3分でうつをやめる。』(扶桑社)
<PR>選考委員告知
【自著紹介】 1日3分でうつをやめる。 川本義巳 著 扶桑社 2019年10月発売 |
元うつ病患者で「うつ専門メンタルコーチ」の川本義巳が開発した「うつを改善させるメソッド=メンタル・リセット・プログラム」を解説!
本プログラムの特徴は
・必要なのは紙とペンだけ。
・気が向いたときにいつでもどこでもできる。
・めちゃくちゃ簡単で、楽しい。
・過去のトラウマに触れることもないので安全
だから、時間もお金もかからないのに効果は絶大!
うつ病になってしまった人、このままではうつになりそうという人、どちらにも効果のある「メンタル・リセット・プログラム」。そのベースはNLPとコーチングです。
細川貂々さんの「メソッド解説マンガ」でわかりやすく解説しています。
幸せに生きる技術を学ぶ・体験する
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選考委員メッセージ
一番最初この企画の存在を知ったとき「これは素晴らしいことだ!」と感激したのを覚えています。
メンタルの状態がよくないとき、人と話をしたり、テレビを見たりするのは結構負担になるものです。
でも本はいつでも静かに傍らにいてくれる。
そしてこちらが必要だとおもったときに扉を開けて招き入れてくれます。
私自身も本によって何度も救われてきましたし、そういう体験をされた方も多いでしょう。
でもそれ以上に、本との出会い方がわからず、ずっと闇の中を手探りで歩いている人もたくさんいるはずです。
メンタル本大賞の選考委員に選んでいただいたとき、発起人の成瀬さんとお話をさせていただきました。
そこには成瀬さんの優しいながら熱い思いを感じました。
そして「まだ迷っている人たちに一筋の灯りをともすことだ」と感じました。
この役割を与えていただいたことに感謝するとともに「これも天命」と心に命じながら貢献していきたいと思います。
「メンタル本大賞を紹介します」(2022年3月10日公開動画)
推薦作品
推薦作品①『やっぱり、それでいい。』
やっぱり、それでいい。 細川貂々、水島広子 著 創元社 2018年11月発売 |
評価コメント
前作『それでいい。』では自分のネガティブな性格とどう付き合うか?がテーマでしたが、今回は「人の話をストレスなく聞くには?」をテーマに貂々さんと水島先生のやりとりが繰り広げられます。
「疲れる話の聞き方をしていたら良い人間関係は作れない」「アドバイスは現状がよくないと行っているのと同じ」など目から鱗の話が満載です。
水島先生のキッパリ言い切るスタイルも素敵です。
推薦作品②『がんばりすぎたきみ。きょうは、うんと休みすぎようね。』
がんばりすぎたきみ。きょうは、うんと休みすぎようね。 もくもくちゃん 著 大和書房 2020年8月発売 |
評価コメント
柔らかいイラストと、温かい言葉であふれている本です。
最初から読み進めても、途中から始めてもいいし、イラストを楽しむだけでも心と体がふっと軽くなると思います。
忙しくて時間が取れない人も1日1分この本を開くだけでも大丈夫ですし、本を読むこともしんどいなあという人にも手に取ってもらえる本だと思います。
推薦作品③『失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!』
失敗図鑑 すごい人ほどダメだった! 大野正人 著 文響社 2018年4月発売 |
評価コメント
世界の偉人たちのダメエピソードを集めた本です。
子ども向けなのでひらがなが多いなどちょっと読みにくい部分もありますが、大人も十分楽しめる本になっています。
自分たちが「この人はすごい人だった」と聞かされていた偉人たちが、自分と同じくらいダメだったり、中には自分よりもひどいなあと思う面があったりと、少しクスッと笑えるのですが、彼らがどうやってその失敗を乗り越えたのか?についても書かれていて、読み終えた後に勇気が湧いてくる本です。