【メンタル本大賞2021】の<特別賞>を『明るい出版業界紙』(WEBメディア)の発行元のライツ社さまに贈りました!
実行委員会より<特別賞>授与コメント
「メンタル本大賞の活動はあまり求められていないのではないか……」
活動を開始した当初は、このように悲観的に考えてしまうことも少なくありませんでした。
なぜなら、協力者がなかなか現われず、手ごたえのない日々が続いていたからです。
『明るい出版業界紙』のインタビューは、私たちにとっては初のメディア取材でした。
このインタビュー記事によって、私たちの気持ちがどれだけ救われたことか……。
ライツ社さまには、メンタル本大賞創設への想いやビジョンについて、大変丁寧にお伝えいただき、沈んでいた私たちの気持ちを明るく照らしてくださいました。
まさに、当時の私たちにとっての “希望の光” でした。
未熟な私たちの活動を取り上げてくださったことに、改めてお礼を申し上げます。
ライツ社の皆さま、本当にありがとうございました!
「ライツ社」ってどんな会社?
まず初めに、ライツ社のあるツイートをご紹介します。
めちゃめちゃかわいい、おやつ本が発売されたで〜!
出版記念ではるあんさんとおやつ作らへん?出版記念『はるあんのベストおやつ』3つのお楽しみ|ライツ社 @writes_P #note https://t.co/Leo7l4Ajt4
— ライツ社 (@writes_P) November 29, 2021
いかがでしょうか?
このツイートに限らず、ライツ社はことあるごとに「〇〇やで~」とつぶやいています(笑)
この飾らない、人間クサい感じ。
関西人でなくても、なぜか懐かしい気持ちになりませんか?
大半の出版社は東京にあると言われていますが、ライツ社は兵庫県明石市で本づくりを営んでいる珍しい出版社。そして
「海とタコと本のまち」の出版社
を標榜しています。
このような看板を掲げるあたりに、人情味があふれている。
そんな感じがします。
ライツ社の作品
「ライツ社」という名前には聞き覚えがなくても、こちらの作品をご存じの方は多いのではないでしょうか。
認知症世界の歩き方 筧裕介 著、認知症未来共創ハブ 監修 ライツ社 2021年9月発売 |
マイノリティデザイン 澤田智洋 著 ライツ社 2021年1月発売 |
リュウジ式 悪魔のレシピ リュウジ 著 ライツ社 2019年11月発売 |
売上を、減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの解放 中村朱美 著 ライツ社 2019年6月発売 |
認知症世界の歩き方 | 9刷/9万部 | 2021/11/24 時点 |
マイノリティデザイン | 5刷/1.95万部 | 2021/06/23 時点 |
リュウジ式 悪魔のレシピ | 20刷/22.3万部 | 2020/12/24 時点 |
売上を、減らそう。 | 10刷/5.9万部 | 2021/02/26 時点 |
刷数・部数の情報はライツ社ホームページより転記(2021年12月7日時点)。ライツ社の書籍一覧はこちら。
ライツ社の創業は2016年9月。
社員数はわずか6名。
今年5周年を迎えたばかりのまだ若い会社ですが、すでに30点以上の作品を世に出しています。
華々しい実績
多岐に渡るジャンルやテーマ、重版実績もさることながら、特筆すべきは、複数の賞コンテストで優秀な評価を得ていることです。
『売上を、減らそう。』は、読者が選ぶビジネス書グランプリ2020でイノベーション部門賞。総合順位は第2位!
『リュウジ式 悪魔のレシピ』は、第7回料理レシピ本大賞【料理部門・大賞】を受賞(2020年)!
後ほど詳しく触れますが、ライツ社が本づくりにおいて大切にしていること。
それが実った結果なのだと思います。
業績も堅調
営業責任者の髙野さんは、5期目の決算を次のように振り返っています。
ライツ社の第5期決算(2020年9月~21年8月)は、総売上高1億9810万円(前年同期比14.4%減)、経常利益4699万円(同21.7%増)、当期純利益3203万円(同15.7%増)を計上し、減収増益となった。(中略)
同社はスタッフを増員するごとに、売上目標額を上げる方針で、第5期に関しては、目標を1億4000万円に設定していた。
代表取締役で営業責任者の髙野翔社長は、「社員6人に満足のいく給与を支給できることが目標。今回、その目標を上回る売上を達成することができた」と結果を振り返る。
減収とは言え、売上実績は目標の1億4000万円に対して、1億9810万円。
当期純利益は3203万円(前年比15.7%増)という実績。
同社初となる絵本や児童書の刊行予定についても明かしており、今後の展開が非常に楽しみな出版社です。
経営や業績のことは他メディアに委ねるとして……。
私たち実行委員会メンバーが惚れ込んでいるのは、ライツ社の「人」や「想い」の部分です。
(写真:上)ライツ社 大塚啓志郎さん
[聞き手]メンタル本大賞実行委員 成瀬俊昭・細貝しょう
このたび、編集長として数々のヒット作品を生み出し続けている、大塚啓志郎さんにお話を伺うことができました。
ライツ社、そして大塚さんの本づくりへの想いや魅力を<5日連続>でお届けしますのでお楽しみに!
PART2 につづく
(3つの「ライト」。ライツ社という社名の素敵な由来)