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【PART2】Special Thanks!ライツ社さま(メンタル本大賞2021 特別賞インタビュー)

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【メンタル本大賞2021】の<特別賞>を『明るい出版業界紙』(WEBメディア)の発行元のライツ社さまに贈りました。これを記念して、ライツ社の魅力を<5日連続>でお届けします!

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ライツ社のドタバタ創業エピソード

上記ツイートの記事(写真は左から大塚さん、髙野さん)は必見!
きっとライツ社のことを応援したくなります!

紀伊國屋書店さんを訪問した際、緊張しすぎてその前にもらったジュンク堂書店さんの名刺を渡してしまった……

という髙野さんのまるで冗談のようなエピソード。

「早く出さなきゃ」ととにかく焦って本を出したら、結果的にどこかで見たことのあるような本になってしまった……

という大塚さんの暴露話。

1期目は2000万円の大赤字だったという笑えない話まで。
興味深いエピソードが満載!

3つの「ライト」に秘めた想い

社名の由来とエピソード

― ライツ社という社名の語源となった3つの「ライト」(write、right、light)には、本づくりに対する理念が込められているんですよね?

大塚: 創業前に髙野と社名や理念について考えていた時なんですけど。

僕が「本ってなんやと思う?」と訊ねたら、髙野が「凍ったこころを解かすもの」だと言ったんです。

― 素敵な表現ですね!

大塚: フランツ・カフカの言葉で「書物は我々のうちなる凍った海のための斧なのだ。」
という名言があって。

斧というよりかは、もう少しやさしい表現で、凍ったこころを「解かしたい」。

そういう本をつくりたい。
そんな想いが芽生えたんですね。

― 社名の由来はカフカの名言なんですね!

大塚: 本を「書く」力で「光を照らして」、凍りついたこころを「解かそう」というイメージがわいて、「write」と「light」の2つの「ライト」は決まったんです。

― 残りの「right」にはどのような想いを込めたのですか?

大塚: 真ん中の「right」は結構悩みました。
というのも、「right」って「正しい」という意味があって……。

僕らの正しさが正解かどうかわからないし、「正しさ」って変わっていくものだと思ったんです。
「正しさ」を求めるのが怖かったんですよね。

― 確かに「正しさ」を求めてしまうと少し強すぎてしまう気がしますね。

大塚: だからもう少し違う意味合いで「right」を目指せないかと考えていたら、「right」には「まっすぐ」という意味があることに気づいたんです。

誠実に
けっして捻じ曲げず
まっすぐに

「right」のそういう意味合いにとてもしっくりきたんです。

企業理念についてお聞きすると

「企業理念として大それたことを書くのは恥ずかしいので、創業するときに皆さんから頂いた大切な言葉をご紹介することにしました」

とおっしゃった大塚さん。

なんと謙虚な姿勢なのだろうと感心しました。

ライツ社の理念(3つの「ライト」)については、こちらのページでご確認いただけます。

「企業理念」ではなく「代表挨拶」として綴られた大塚さんの言葉に、「こころが解かされる」ような気持ちになりました。

ライツ社の近況が綴られた「おたより」

― 本には「ライツ社からのおたより」という二つ折りの紙が挟み込まれていますね。「書く力で、まっすぐに、照らす出版社を目指します」と先ほどお聞きした想いが書かれていますし、開くとライツ社の近況が書かれていて素敵だなと思いました!

大塚: ありがとうございます。

ライツ社の本には必ず「おたより」と読者アンケートハガキを挟んでいるんですが、この「おたより」に興味を持ってくれた方がハガキを送ってくださることも多いんですよ。

― カラフルで目を引きますし、つい開いて読んでしまいますね!

出版社って大きい会社のイメージをお持ちかもしれませんが、うちのように小さい規模で泥臭くやっているところもあるってことに興味を持って頂いているのかなと思います。

― 2020年12月1日付の「おたより」には、絵本の編集者募集に71名もの方が応募してくださったことが書かれていたり、2021年9月16日付の「おたより」(下記写真の右下部分)には、創業5周年を迎えて届いたアンケートハガキが1000枚を超えたことが書かれています。

大塚: メッセージは僕が書いているんですが、毎回内容は気まぐれです。

僕たちの本がどういうタイミングで手に取られるかわからないので、メッセージには必ず日付を入れるようにしています。

読者の方と時を超えてつながる感じがいいなと思っているので。

自分の心が動いた時のことを思いのままに書いていますし、重版の時に差し替えています。

少部数で刷ることもあるので、ある意味レアだと思います。

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PART3 につづく
(編集者 大塚啓志郎の原点)

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