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【書評】『生きづらいがラクになるゆるメンタル練習帳』(評者:實山美穂/書店員)

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新潟県出身作家コーナーなど地元関連書籍の品揃えにも力を入れている文信堂書店 長岡店で文芸書・ビジネス書などを担当している 實山美穂さま(書店員) より書評をお届けします!

メンタル本大賞®2022 ノミネート作品

生きづらいがラクになるゆるメンタル練習帳
バク@精神科医 著
ダイヤモンド社
2021年8月発売

書評

情報過多な現代、「普通はこうあるべき」という常識の押し付けや、正義という名の暴力、他者と比べてしまいがちな生きづらい毎日。
自分がつらい時、周りの人が楽しそうだと余計につらくなってしまうもの。

ただ、楽しそうにしている人たちだって、悩みがないわけではありませんよね。
そう見える人たちは、社会に溶け込む方法を知っているだけなんです。

そんな溶け込む方法をこの本はわかりやすく教えてくれます。

例えば、「でも」「だって」「どうせ」を止めてみる、はすぐにでもできますし、脳内に別人格をインストールする、も面白いです。
著者が生きづらい要因をもっている人だからこそ、説得力あるものだと思いました。

自分を知り、自分を認め、自分を褒め、自分を許して、自分のために生きる。
この一冊を読み終えたとき、価値観が変わるかもしれませんね。

評者プロフィール


實山美穂(じつやま・みほ)
大学で心理学などを専攻し、卒業後、文信堂書店に入社。文芸書・ビジネス書他担当。文芸書担当を機に本屋大賞エントリー店となり、新書担当を機に新書大賞の投票に参加し、興味の赴くまま御書印プロジェクトにも参加。基本、本を読んで猫と遊んでいれば満足。

公式サイト・SNS
文信堂書店長岡店 Twitterアカウント(@bunshindo_n)
note|御書印プロジェクト(公式)

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