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【書評】『あなたの「しんどい」をほぐす本』(評者:一條仁/社会福祉士)

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本業の傍ら、恩送りをカタチにした「ペイフォワードカフェ」という取り組みを行っている一條仁さまより書評をお届けします!

「メンタル本大賞®2023」エントリー作品

『あなたの「しんどい」をほぐす本』Poche 著/もくもくちゃん イラスト(KADOKAWA) あなたの「しんどい」をほぐす本
Poche 著/もくもくちゃん イラスト
KADOKAWA
2022年12月発売

書評

『あなたの「しんどい」をほぐす本』について書いてきたいと思います。
本項中の、印象に残った3つのことばを綴ります。

頑張りすぎな自分を「おつかれさま」と認めてあげよう(第1章)

4.「しっかりしてるね」「優しいね」って「ほめ言葉」に苦しめられてない?

出典:『あなたの「しんどい」をほぐす本』Poche 著、もくもくちゃん イラスト/KADOKAWA(24ページ)

叱ることより褒めること。
今までずっとそうしてきました。

しかしながら「ほめ言葉」で、どこか重荷に感じる人もいるよなあと改めて考えさせられました。

仕事のできる人にタスクは集中しやすいです。
しかしながら、できる人は、奥底では「できる人であろうとしている」のかもしれません。

むやみやたらに評価することで、重荷になってその人を苦しめることになるのかもと思いました。

自分を大切にする、人との付き合い方(第3章)

19. 「相手が変わらないのは、私の努力が足りないからだ」なんてことはない

出典:『あなたの「しんどい」をほぐす本』Poche 著、もくもくちゃん イラスト/KADOKAWA(92ページ)

「変えられるのは自分だけ」
何を隠そう自分自身がそう思って自己変革に取り組んできた過去があります。
それで憔悴し切ったこともありました。

本節を読むと、そのような方を認めつつも、ある特定の場面では相手のせいにしてもいいんだよと言い切ってくれます。

状況を変えるためにひたすら自分を変えることも大切。
一方で諦めも大切と教えてくれます。

明日からちょっぴり前向きになれる考え方(第5章)

32. 人生は70点でOK

出典:『あなたの「しんどい」をほぐす本』Poche 著、もくもくちゃん イラスト/KADOKAWA(152ページ)

目標を持って生きることは大切です。
高い目標であればあるほど、がんばろう、成長しようという気持ちになれます。

達成した状況が100点だったとします。
しかし、著者は100点じゃなくていいんだよ、できないときはできないでいいんだよと説きます。
がんばってきたあなたが素敵だよと伝えてくれます。

また、人生70点で生きるための実践方法もわかりやすく書かれており、具体例も書かれております。
目標を持ちながらも、ほどほどでいいと語りかけてくれていると感じました。

まとめ

本書は、「がんばらなくていい」をやさしい文体で伝えてくれます。
「しんどい」という目に見えない困りごとを、解決しようと一緒に努めてくれる本です。

日々忙しくしている人。
悩みごとが絶えない人。

ページ左側の挿絵とともに書かれるメッセージを読んでいるだけで気持ちが軽やかになります。
流し読みでも十分リフレッシュできるのではないでしょうか。

評者プロフィール

メンタル本大賞 選考委員:一條仁さん(社会福祉士)
一條仁(いちじょう・ひとし)
福島県出身。2015年福島大学卒業、2017年同大学院中退。在学中は震災復興支援活動に尽力。福祉系NPOでボランティアをしたことをきっかけに、障がい者就労支援事業所に就職。海外研修で豪・シドニーに滞在し、オーストラリア福祉を学ぶ。帰国後、福祉ベンチャー企業に転職。「支援者支援」に着目し、福祉人財の育成・採用業務等に関わる。現在はIT企業にて障がい者雇用専門人事として従事。複業として、善意の循環をカタチにした「ペイフォワードカフェ」の開催や教育機関等での講演活動を行う。「思いやりを広げる人を増やす」を自身のミッションとして実践を重ねている。

公式サイト・SNS
Twitterアカウント(@fukushima_swlab)
ふくしまソーシャルワークラボ

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