「ストレスフリーな働き方」を発信しながら “生きがいラボ” の設立をめざしているけけさまより書評をお届けします!
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がんばらにゃい生きかた Jam 著 笠間書院 2022年5月発売 |
![](https://mentalbon.jp/wp-content/uploads/2022/08/amazon_button_200_50.png)
書評
今回は『がんばらにゃい生きかた』をご紹介。
1.こんな人にオススメ
- 「がんばらなきゃ」が口ぐせ
- いつも不安でいっぱい
- 文字を見るだけで疲れる
「どうしていつも厳しい道ばかりを選ぶの?」
母に何度も言われてきた言葉。
15歳のときに白血病でなくなった父は工務店を経営者。
休みなく働いても利益はわずか。
お人よしの父は、自分はいつも後回し。
無休無給で働いていたことも。
だからこそ、同じ建築業界に入ると告げたときに母は反対。
一度決めたら倒れるまで止まらない性格。
現場では、ほぼ年中無休。
さらに睡眠時間を削って建築士の資格勉強。
3年間で、ストレスと疲労でボロボロになりました。
この本は「がんばらなきゃ」と自分を追い詰めていた、あの頃の自分に届けたい一冊です。
2.ゴールは「パラパラめくるだけで、気持ちがラクになる」こと
この本の特徴は、なんといってもかわいいイラスト。
心が疲れているときは、文字を見るだけで疲れてしまうもの。
だから、著者であり、漫画家でもあるJamさんが取り組んだのは「トコトン文字を減らす」こと。
選びつくされた文字はどれも心に刺さるものばかり。
でもどれもハードルは低いのでご安心を。
「これならわたしにもできそう」と思えるものばかり。
「文字はとても読めそうもない」そんなときは、イラストを見るだけで癒されます。
しかも、どのイラストもユーモアであふれていて思わず「クスッ」となって、心が明るくなります。
心が疲れたときに、ぜひパラパラめくってみてください。
ほんとに気持ちがラクになりますよ。
![けけさま(メンタル本大賞®選考委員)提供画像『がんばらにゃい生きかた』(Jam 著/笠間書院)](https://mentalbon.jp/wp-content/uploads/2023/10/keke_ganbaranyai_231004.jpg)
3.目指すのは「いつもがんばっている人たちに、心の切り返すスイッチを届ける」こと
がんばり屋さんほど、休日でも仕事モード。
常に、緊張して疲れがなかなかとれません。
そこでJamさんがこだわったのは「気楽さ」。
以下引用です。
今回は、見る人が「さぁ、読むぞ」って構えなくていい本にしたかったんです。
スーツでビシッと決めた人は信頼感が増して安心できるけど、対面する側もしっかりしないとって身構えてしまう。
でも、ラフな私服のときに会うと「自分も気を張らなくていいかな」って気を許せる。
普段着のような、部屋着のようなイメージの本です。
気楽に読んでいただけていたら嬉しいです。出典:『がんばらにゃい生きかた』Jam 著/笠間書院(167ページ)
心が疲れたときは、心のスーツを脱いで、リラックスできる部屋着に着替えましょう。
そして、それを自然とできるように助けてくれるのがこの本。
「心が疲れた…」と感じたときの気持ちの切り替えスイッチにオススメです。
評者プロフィール
けけ
40歳2児のパパ。14歳で父が他界し、生きがいを失う。青少年支援活動で出会った子どもたちの笑顔に生きがいを見出し、2年間ボランティア宣教師に。体調不良になった繊細さんの妻に寄り添う為に転職3回。収入4倍で家族時間も確保。同じような悩みを持つ人たちの力になりたいとTwitterスタート。本格運用8か月で1万フォロワー達成。現在はTwitterと公式LINEで”生きづらさ”ストレスを感じている方に向けてストレスフリーな働き方を発信。”自分らしく稼ぐ”を研究する”生きがいラボ”コミュニティ設立を目指して活動中。
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