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【書評】『がんばらにゃい生きかた』(評者:けけ/ストレスフリーな働き方)

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「ストレスフリーな働き方」を発信しながら “生きがいラボ” の設立をめざしているけけさまより書評をお届けします!

「メンタル本大賞®2023」エントリー作品

『がんばらにゃい生きかた』Jam 著(笠間書院) がんばらにゃい生きかた
Jam 著
笠間書院
2022年5月発売

書評

今回は『がんばらにゃい生きかた』をご紹介。

1.こんな人にオススメ

  • 「がんばらなきゃ」が口ぐせ
  •  いつも不安でいっぱい
  •  文字を見るだけで疲れる

「どうしていつも厳しい道ばかりを選ぶの?」

母に何度も言われてきた言葉。

15歳のときに白血病でなくなった父は工務店を経営者。
休みなく働いても利益はわずか。

お人よしの父は、自分はいつも後回し。
無休無給で働いていたことも。
だからこそ、同じ建築業界に入ると告げたときに母は反対。

一度決めたら倒れるまで止まらない性格。

現場では、ほぼ年中無休。
さらに睡眠時間を削って建築士の資格勉強。
3年間で、ストレスと疲労でボロボロになりました。

この本は「がんばらなきゃ」と自分を追い詰めていた、あの頃の自分に届けたい一冊です。

2.ゴールは「パラパラめくるだけで、気持ちがラクになる」こと

この本の特徴は、なんといってもかわいいイラスト。

心が疲れているときは、文字を見るだけで疲れてしまうもの。
だから、著者であり、漫画家でもあるJamさんが取り組んだのは「トコトン文字を減らす」こと。

選びつくされた文字はどれも心に刺さるものばかり。
でもどれもハードルは低いのでご安心を。

「これならわたしにもできそう」と思えるものばかり。

「文字はとても読めそうもない」そんなときは、イラストを見るだけで癒されます。

しかも、どのイラストもユーモアであふれていて思わず「クスッ」となって、心が明るくなります。

心が疲れたときに、ぜひパラパラめくってみてください。
ほんとに気持ちがラクになりますよ。

けけさま(メンタル本大賞®選考委員)提供画像『がんばらにゃい生きかた』(Jam 著/笠間書院)

3.目指すのは「いつもがんばっている人たちに、心の切り返すスイッチを届ける」こと

がんばり屋さんほど、休日でも仕事モード。
常に、緊張して疲れがなかなかとれません。

そこでJamさんがこだわったのは「気楽さ」。
以下引用です。

今回は、見る人が「さぁ、読むぞ」って構えなくていい本にしたかったんです。
スーツでビシッと決めた人は信頼感が増して安心できるけど、対面する側もしっかりしないとって身構えてしまう。
でも、ラフな私服のときに会うと「自分も気を張らなくていいかな」って気を許せる。
普段着のような、部屋着のようなイメージの本です。
気楽に読んでいただけていたら嬉しいです。

出典:『がんばらにゃい生きかた』Jam 著/笠間書院(167ページ)

心が疲れたときは、心のスーツを脱いで、リラックスできる部屋着に着替えましょう。
そして、それを自然とできるように助けてくれるのがこの本。

「心が疲れた…」と感じたときの気持ちの切り替えスイッチにオススメです。

評者プロフィール


けけ
40歳2児のパパ。14歳で父が他界し、生きがいを失う。青少年支援活動で出会った子どもたちの笑顔に生きがいを見出し、2年間ボランティア宣教師に。体調不良になった繊細さんの妻に寄り添う為に転職3回。収入4倍で家族時間も確保。同じような悩みを持つ人たちの力になりたいとTwitterスタート。本格運用8か月で1万フォロワー達成。現在はTwitterと公式LINEで”生きづらさ”ストレスを感じている方に向けてストレスフリーな働き方を発信。”自分らしく稼ぐ”を研究する”生きがいラボ”コミュニティ設立を目指して活動中。

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