ノミネート作品紹介
なぜ、あなたの思っていることはなかなか相手に伝わらないのか? 西剛志 著 アスコム 2021年6月発売 |
著者コメント
私達の悩みはその9割が人間関係と言われています。
脳科学者として、人が幸せになるためにはどうすればいいのか?
これまで1万人以上の人を通して研究してきました。
そしてたどり着いた結論が
「1万人いれば1万通りのふつうがある、それを理解することが幸せの早道」
ということでした。
私達は往々にして、自分のふつうが相手にとってのふつうだと思い、それを押し付けたり、相手に過剰に期待してしまうことがあります。しかし、そもそもそのような行為が、お互いが分かり合えずストレスを生み出す原因だったのです。
この本はスキル本ではありません。最新の研究からわかってきたうまくいく人達が最も大切にしている「人としての在り方」を伝える本になります。
なぜなら、どのように人が世界を見ているのか?を脳の観点から知るとより深いコミュニケーションができるようになるからです。
今回は初心者の方でも分かりやすく新しい発見があるような入門書として、各章のはじめのイラストのページを開くだけで、仕事仲間や、友人、家族や子どもと一緒にワイワイ楽しみながら、お互いのタイプまでわかるように構成させていただきました。
わかりあいたい、でもわかりあえない、その原因は、この世界に「人はわかりあえる」という幻想(脳のバイアス)があるからです。
この本を通して、ビジネスだけでなく、恋愛、教育、スポーツ、子育て、社員育成まで、人間関係で悩むあらゆる人にお役に立てれば嬉しいです。
脳科学者 西剛志
出版社コメント
「なぜ何回も同じことを言っているのにわかってもらえないんだろう?」
「どうしてあの人とは、いちいち意見が合わないんだろう?」
日々、こんなモヤモヤに遭遇している人は、結構いると思います。
なかには、「ひょっとして、自分の考えが間違っているのかもしれない」なんて、自分を責めてしまう人もいるでしょう。
相手のことを理解できないのは、自分の努力や考え方がおかしいと思ってしまう人もいるかもしれません。
このとき、私も、あの人も、実は誰も悪くないのです。
見ている世界が違えば、受け取り方も、感じ方も、考え方も、違って当然ということになるからです。
この前提がわかっているだけで、どれだけ多くの人が救われるでしょうか。
本書では、脳のバイアスが「わかりあえない」をつくり出すということを脳科学的に理論立てて説明していきます。
最新の脳科学と心理学が、「人はみな、わかりあえる」という幻想から、あなたを解き放ちます。
編集担当:山田吉之(アスコム)
* この作品は出版社エントリー作品です。
出版社サイトはこちら
夫婦の不仲、離婚問題
会社での上司や部下、同僚とのストレス
親子の関係や子育ての悩み
「わかってくれるはず」という思い込みが原因でうまくいかないことばかり。
実は、脳にはバイアスがかかっているので、
あなたが見ている世界と、あなた以外が見ている世界は違います。
親子、夫婦、兄弟、恋人、親友…どんなに親しい間柄の人とも違います。
だから、わかりあうことなど幻想にすぎないのです。
作品紹介コンテンツ
書評・審査コメント
きょうさま(製薬会社 主任研究者)
【メンタル本大賞2022】「メソッド・考えかた部門」選考委員 審査コメント(きょう)
河合南さま(書店店主)
【書評】『なぜ、あなたの思っていることはなかなか相手に伝わらないのか?』(評者:河合南)
川本義巳さま(公認心理師&メンタルコーチ)
【書評】『なぜ、あなたの思っていることはなかなか相手に伝わらないのか?』(評者:川本義巳さま)