2023ノミネート作品を読み比べてみました！（評者：浜口順子／タレント）

あなたの「しんどい」をほぐす本
Poche 著／もくもくちゃん イラスト（KADOKAWA）

こころのもやもやを脳のせいにしてラクになる方法
加藤俊徳 著（WAVE出版）

「自分の感情」の整えかた・切り替えかた
高井祐子 著（大和出版）

• 見開きで完結していて見やすい
• 解決までに時間がかからないメゾットが多い
• 冷静で客観的になれるきっかけになる

私の場合ですが、何か壁にぶち当たった時、悩んだり迷った時、「結局自分次第だな」と思うところがあります。

最終的に決めるのは、自分だと。
「自分のことは一番分かっているから！」と。

ですが、実は一番わかっていないのは自分なのかな？と思うことがあります。
状況や環境に左右され、自分をコントロールするにはなかなか難しい時もあります。

そんな時に備えて読みたいと思い、選ばせていただきました。

拝読しますと、「あなたは～ではありませんか？～ですか？」など客観的に問いかけられているような部分が多いです。

まるで高井さんとお話しているみたいに。

自分を客観的に見るきっかけをいただき、私にとってすごく良い機会となりました。

俯瞰で見ることの大切さと、気楽さ。

そこに気づくことができました。

セルフケアのメゾットも思考的なことから、行動的なことまで、いろんな方法があり、その時自分にあったメゾットを選べるのも良いなと思いました。

なかでも「ストレスは人生のスパイス」という言葉に感銘を受け、これからどんなことが起きてもオッケー！って思うことができ、人生が楽しみになりました。

価値観を変えてくれた一冊です。

浜口順子

このたび、書籍をお譲りいただきました発行元の大和出版さま、KADOKAWAさま、WAVE出版さまに心より御礼申し上げます。

浜口さんから届いた返信メールには、「どの本も素敵で一冊に絞るのが難しかった」とつづられていました。

第一子の妊娠を発表された最中にも関わらず、メンタル本大賞®のことを忘れずにいてくださり、3年連続であたたかいメッセージをお寄せいただきました。

浜口さんにあらためて心より御礼申し上げます。
そして母子ともにご健康でいらっしゃることをお祈り申し上げます。

なお当記事の謝礼につきましては、浜口さんより「メンタルヘルス啓蒙のための活動経費に充てて欲しい」とのご意向により辞退されましたことをお伝えします。

ありがとうございました。

メンタル本大賞®実行委員会