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【PART4】協賛企業インタビュー(ブックダム代表 菊池大幹さま)

【メンタル本大賞2021】の協賛企業、株式会社ブックダムの菊池大幹さん(代表取締役)インタビュー

4日連続でお届けしてきましたが、今回は最終回!

出典:@Press(株式会社ブックダム 2021.07.29 15:15) 

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【PART4】目指しているものは同じ!

誰かの役に立ちたいという気持ちの原点

― 菊池さんには「誰かの役に立ちたい」という強い想い、使命感のようなものを感じます。

自分は何のために生きているんだろう……。そう自問自答し続けてきたのは間違いありません。幼少時代は親が厳しくて、勉強も嫌々やらされていました。学校ではガリ勉とレッテルを貼られて浮かないように、空気を読みながら過ごしていました。

もちろん今となっては親にも心から感謝していますが、中学・高校時代までは、自分というものを出し切れていなかったように思います。

― 自分の人生を生きていなかったということでしょうか。

抑え切れずに爆発したのは、高校三年の受験勉強の真っ只中のときでした。

「勉強なんか二度とするもんか!」

と親にキレて、受験勉強を放棄しました。幸い、すぐに受験勉強を再開することができ、希望する大学に受かりました。当時は、国際協力をしたいという想いが強く、JICA(独立行政法人国際協力機構)などのNGO(非政府組織)で働くことに漠然と憧れていました。

結局は、高校時代までの窮屈な生活の反動で、大学ではキャンパスライフを謳歌してしまったんですが(笑)

― (笑)自分を見つめなおそうと考えたきっかけはあるんですか?

自分の生きる意味のようなものを考え始めたのは、先ほどお話ししました「暗黒時代」のときですね。つらくて死にたいと思っていたので、「自分は何のために生きているんだろう」と真剣に考えました。

繰り返しになりますけれども、それに気づかせてくれたのが、弘栄堂書店 岡山店さんとウィー東城店さんとの出会いですね。

メッセージ広告を出した真意

― 弘栄堂書店 岡山店とウィー東城店との出会いは、いずれも営業という仕事を通じての出会いだったと思いますが、プライベートを含めて何か人生に影響を与えた本はございますか?

弘栄堂書店さんとの仕事は、暗黒時代を生きてきた私にとって、一筋の光のようなものでしたし、ウィー東城店さん、佐藤店長との出会いも自分の人生の道標となるような貴重な出会いでした。

これらの出会いに匹敵するほど人生に影響を与えた本はあいにく思い浮かばないのですが、やはり先ほどお話しした『料理のきほん練習帳』を買っていかれるお客さまを間近で見ながら、「1冊の本が人生にどのような影響を与えているんだろう」「どう役立っているんだろう」と想像するようになりました。

― 自ら読者として本に関わるのではなく、本を通じて「誰かの役に立ちたい」という気持ちが満ち溢れているんですね。

書店や本を通じて、自分が仕事をしている意味だとか、「この仕事を通じて社会に対して何ができるんだろう」と本気に考えるようになりました。その原体験とも言える出来事が、弘栄堂書店 岡山店さんとウィー東城店さんのお仕事だったんだと思います。

― 企業理念として掲げていらっしゃる「本と書店を通じて、社会にプラスのエネルギーを循環させ続ける」の背景が少しわかってきたような気がします。

この企業理念は「暗黒時代」の自分に向けたメッセージでもあるんです。
人生に絶望している人、前向きになんか生きられないという人に対して伝えたい。当時の自分を救ってくれたのが書店さんだった。本だった。これはまぎれもない事実なんですよと。

メンタル本大賞へのメッセージ

― 私たちが取り組んでいる「メンタル本大賞」について、出版業界・広告業界を歩んできたご経験からぜひアドバイスをいただけませんか?

長く続けていくにあたって、運営面では現実的な課題はさまざま出てくると思います。デリケートなテーマですし、書店さんに丁寧に伝えていくことは大切ですよね。そのケアもどこまで必要になるのか、リスクもふまえて考えておく必要はあるかと思います。

誰だって、悩んだり、苦しんだり、人に頼ったりすることあるよね、全然恥ずかしいことなんかじゃないよね、長い人生の中でそういうこともあるよね……。こう自然に思える世の中になっていけば、書店にそういうコーナーが展開されていても、偏見を持たれずに済みます。なんら問題はないと思います。

― ありがとうございます!

あとは、人的・金銭的なリソースの確保がポイントではないでしょうか。今回協賛させていただきましたが、クラウドファンディングなども活用しながら、継続、成長していって欲しいと思います。

「苦しんでいる人の力になりたい」という私の想いを企画にされているので大変共感しています。そして、創設1年目にしてすでに形となって、具現化されていることに正直驚いています。メンタル本大賞が取り組んでいること、目指していることは、私が望んでいることでもあるので、今後ともできる限り力になりたいと考えています。

このページを読んでくださっている方へのメッセージ

― 最後に「しんどい」「生きづらい」と感じて苦しんでいる方にメッセージをお願いします。

今、つらくて苦しんでいる方には、第三者の言葉は無力な場合が多々あると思います。

そういう方へのメッセージはとても難しいんですが……。
もし伝わるのならば、どんなに苦しいことがあっても、それは自分のため、自分が幸せになるために起こっている出来事であると考えてほしいと思います。

ネガティブなことも肯定的にとらえていれば……。
雨はきっとあがるし、太陽も出るし、虹もかかります。

自然に移り変わりがあるように、何事も変化します。
悪いときがあれば必ずいいこともあるのが、人生の法則、摂理だと思うので。

まずは生きてさえいれば、もう十分。

私自身が救われたように、書店や本を通じて力が湧いたり、歩みを進められるパワーが生まれてくる人がいたとしたら、私としてもこの上なく嬉しいです。

少し顔を上げて一歩ずつ進んでいれば、必ずいいことがあると思うので、それを信じてこの時代を共有している人間として、一緒に生きていきましょう。

プロフィール

菊池 大幹(きくち・だいき)
株式会社ブックダム 代表取締役

大学卒業後、2008年に株式会社高橋書店入社。
販売部で7年間、首都圏(東京・神奈川)・中四国エリアを担当。
累計50万部突破の『料理のきほん練習帳』シリーズや累計200万部突破の児童書 『なぜ?どうして?』 シリーズの増売活動を牽引する。
その後、2015年にネイチャー・ジャパン株式会社(現:シュプリンガー・ネイチャー日本法人)に入社し、
製薬企業向け広告代理店部門で3年間営業職を経験。
2018年、株式会社BRCおよび株式会社フローラル出版の創業に参画し、
書店プロモーション活動をリードする。
2019年12月に株式会社ブックダムを設立し独立。
現在に至る。

株式会社ブックダム ホームページ

Twitter(菊池大幹|@daikikudai)
Facebook(菊池大幹)

メンタル本大賞への応援メッセージ


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