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【書評】『生きづらいがラクになるゆるメンタル練習帳』(評者:川本義巳/公認心理師&メンタルコーチ)

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昨年、選考委員としてご協力いただいた川本義巳さま(公認心理師&メンタルコーチ)より、エントリー作品の書評をお届けします!

メンタル本大賞®2022 ノミネート作品

生きづらいがラクになるゆるメンタル練習帳
バク@精神科医 著
ダイヤモンド社
2021年8月発売

書評

メンタル本大賞2022エントリー作品の紹介です。

今回は『生きづらいがラクになるゆるメンタル練習帳』です。
バク@精神科医さん著でダイヤモンド社さんから出ています。

この本の感想をひとことであらわすと

「キモは3D」

これにつきます。

本の内容は、タイトル通り「生きづらいがラクになる方法」が書かかれています。
また「練習帳」ということで、実際のエクササイズも40種類紹介されています。

このどれもが「わりと簡単にできるもの」ばかり。
そう、ユルいんです。

40種類は社会に溶け込むための練習21種類と、生きるのがさらにラクになる!心の習慣19種類に分かれていて、それぞれ2~3ページなので気になるところから読むのもありですね。

ここに今回のキモである「3D」の話が出てきます。

「3D」というのは、「でも」「どうせ」「だって」の3つのNGワード。

この3つをなくすだけで、悩みの8割は解決する!と書かれています。

これ本当にそうで、僕のところに相談に来る人の中には、この3つがやたら多い人がいます。
ていうか、ほぼそういう人ばかりです(笑)

僕は特に「でも禁止令」とかを出して、でもを言わせないようにしたりしていますが、それくらいこの3Dは重要なんです。

この本では3Dをなくす方法も紹介されていますが、拍子抜けするくらい簡単なので、ぜひこの本を手にとってやってほしいなあと思います。

最後にこの本の帯に書かれている言葉が素敵なので紹介させてください。

「あなたの人生で、一番大切なのは自分自身なんだと気づいてください。」

そう。もっと自分を大事にしてあげましょうね。

評者プロフィール


メンタル本大賞2021 選考委員
川本義巳(かわもと・よしみ)

三重県松阪市生まれ津市在住。
うつ専門メンタルコーチ/公認心理師/一般社団法人エフェクティブコーチング協会代表理事。高校卒業後、SEとして20年以上メーカーに勤務。大手IT企業への転職を機にうつ病を発症、寝たきり状態になり、1年2か月の休職を余儀なくされる。2007年コーチングに出合い、うつ病を完全克服。それを機にうつ専門のプロコーチになることを決意。コーチング、NLP、アドラー心理学、エリクソン催眠を学び、それらを応用したメソッドを開発し、2010年個人コーチングを開始。自治体や上場企業でのメンタルヘルス研修講師や精神科クリニック、児童相談所、教育委員会での相談業務等でも経験を積み、10年間で1万件以上の相談、指導を行っている。

1日3分でうつをやめる。
川本義巳 著
扶桑社
2019年10月発売

メンタル本大賞2022 エントリー作品

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