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【書評】『僕たちはもう帰りたい』(評者:實山美穂/書店員)

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新潟県出身作家コーナーなど地元関連書籍の品揃えにも力を入れている文信堂書店 長岡店で文芸書・ビジネス書などを担当している 實山美穂さま(書店員) より書評をお届けします!

メンタル本大賞®2022 エントリー作品

僕たちはもう帰りたい
さわぐちけいすけ 著
ライツ社
2019年3月発売

書評

タイトルから、多くの共感を呼びそうな一冊です。

この作品は、ほとんどの部分がマンガで構成されているので、手に取りやすく、読みやすいので気軽に読んでみてください。

「帰りたい」には様々な理由があると、この一冊だけでもわかります。

その解決方法も様々ですが、それらの方法は実にシンプルでした。
頭で考えすぎると思いつかないことかもしれません。

スナック “もう帰りたい” の、愛想が無くて大雑把な店主がいい味を出しています。
責任感があって、まじめで、考えすぎる人こそ、この面白い店主に会いに行ってほしい。

こんな居場所が欲しい人は、スナックの扉である1ページ目を開いてみてください。
今抱えている悩みの解決方法が見つかるかもしれません。

評者プロフィール


實山美穂(じつやま・みほ)
大学で心理学などを専攻し、卒業後、文信堂書店に入社。文芸書・ビジネス書他担当。文芸書担当を機に本屋大賞エントリー店となり、新書担当を機に新書大賞の投票に参加し、興味の赴くまま御書印プロジェクトにも参加。基本、本を読んで猫と遊んでいれば満足。

公式サイト・SNS
文信堂書店長岡店 Twitterアカウント(@bunshindo_n)
note|御書印プロジェクト(公式)

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