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『僕たちはもう帰りたい』(メンタル本大賞2022 ノミネート作品)

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ノミネート作品紹介

「メンタル本大賞2022」ノミネート作品一覧

僕たちはもう帰りたい
さわぐちけいすけ 著
ライツ社
2019年3月発売
分類 読みもの(漫画)
判型・ページ数 四六判/224頁
著者 漫画家
着眼点 働き方を描いた漫画

実行委員会コメント

<実行委員会コメント>

スナック「もう帰りたい」。
奇妙なネーミングに惹かれて訪れる客たち。
抱える職場の悩みや愚痴をこぼすと、言葉少なにさりげなくスナックのママが彼らを解決に導く。

「お付き合い残業」「板挟み」「無茶ぶり上司」などの7つのエピソードは、どれもありがちでリアリティがある。
各章末のコラムの文章も深い。

フッと気持ちが軽くなって、気づきが得られる漫画。

あとがきで著者はこう述べる。
“あまり前向きな言葉ではないけれど「もう帰りたい」という想いを認めてから物語が動き始めるような気がします”

出版社コメント


出版されたのは、ちょうど「働き方改革関連法」が施行された頃のことでした。

この本の帯に「利益出せ 納期を守れ 早よ帰れ」という川柳がありますが、まさに働き方改革のしわ寄せは、結局、現場で働く労働者に来ていたのです。

その労働者たちの辛さを一言で表したのが、「もう帰りたい」というつぶやきだったように思います。

ただ、「もう帰りたい」という言葉は働く現場では禁句のキーワードです。
この言葉を呟けるのは、SNSの中だけ。

その辛さを可視化して、「帰りたい」と思っているのは自分1人だけではないことを伝えたいと思いました。

また、上司・部下・経営者・労働者・夫・妻・子どもなど、さまざまな関係性が過労によってギクシャクしていることこそ大きな問題だと思うのですが、それぞれの立場や背景をマンガにすることによって可視化し、互いを理解するきっかけになるものになったかと思います。

そして、これはネタバレになってしまいますが、本書の最後には、著者からの「帰りたい」という気持ちを持つことは悪いことじゃないんじゃないの、だってそれは、帰りたい場所があるってことだからというメッセージは、多くの人の心を軽くしてくれるのではないかと考えています。

代表取締役社長・編集長 大塚啓志郎(ライツ社)
出版社サイトはこちら

作品紹介コンテンツ

漫画の雰囲気が伝わる豊富な画像と編集者コメント「なぜ、この本をつくったのか?」がAmazonに掲載

書評・審査コメント

寺田真理子さま(日本読書療法学会会長)


【メンタル本大賞2022】「体験・エピソード部門」選考委員 審査コメント(寺田真理子)

實山美穂さま(書店員)


【メンタル本大賞2022】「体験・エピソード部門」選考委員 審査コメント(實山美穂)
【書評】『僕たちはもう帰りたい』(評者:實山美穂/書店員)

河合南さま(書店店主)


【書評】『僕たちはもう帰りたい』(評者:河合南/書店店主)

平光源さま(精神科医)


【書評】『僕たちはもう帰りたい』(評者:平光源/精神科医)

中越裕史さま(公認心理師)


【書評】『僕たちはもう帰りたい』(評者:中越裕史/公認心理師)

菊池大幹さま(株式会社ブックダム・代表取締役)


【書評】『僕たちはもう帰りたい』(評者:菊池大幹/株式会社ブックダム・代表取締役)

川本義巳さま(公認心理師&メンタルコーチ)

川本義巳さま(公認心理師&メンタルコーチ)ブログと動画でご紹介してくださいました!

担当編集者、大塚啓志郎さん(ライツ社)インタビューしました!

ライツ社の本づくりへの熱い想いとその魅力はインタビューで紹介。
「もはや、メンタル本!?」の2作品(下記)にも触れています。

ライツ社の作品の中でお気に入り作品を言い合ったら、私たち実行委員(成瀬、細貝)はたまたま同じ作品を挙げました!

マイノリティデザイン
澤田智洋 著
ライツ社
2021年1月発売
売上を、減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの解放
中村朱美 著
ライツ社
2019年6月発売

こちらの作品もいかがですか?

『「会社行きたくない」気持ちがゆるゆるほどける本』

「会社行きたくない」気持ちがゆるゆるほどける本
加藤隆行 著
小学館クリエイティブ
2021年4月発売

「メンタル本大賞2022」ノミネート作品
詳しい作品紹介・実行委員会コメントはこちら

『この会社ムリと思いながら辞められないあなたへ』

この会社ムリと思いながら辞められないあなたへ
井上智介 著
WAVE出版
2021年9月発売

「メンタル本大賞2022」ノミネート作品
詳しい作品紹介・実行委員会コメントはこちら

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