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【書評】『がんばらにゃい生きかた』(評者:川本義巳/公認心理師&メンタルコーチ)

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メンタル本大賞®創設の2021年より選考委員としてご協力いただき、2022年はノミネート著者として<特別賞(著者MVP賞)>に輝いた 川本義巳さま(公認心理師&メンタルコーチ)より書評をお届けします!

「メンタル本大賞®2023」エントリー作品

『がんばらにゃい生きかた』Jam 著(笠間書院) がんばらにゃい生きかた
Jam 著
笠間書院
2022年5月発売

書評

メンタルがしんどいときって、活字を読むのもままならないんです。
だから「この本読むといいよ」と言われても、それができない本もあります。

Jamさんの本は、そんな悩みを感じることがありません。
その理由は、3つあります。

1) 文字が大きいので読みやすい
2) 2ページでひとつのエピソードなので、ちょっとずつ読める
3) イラストに癒される

特にこの本はJamさんご本人も書いてらっしゃいますが「らくがき風エッセイ本」です。
見開き2ページで両側に文章とイラストが描いてありますが、とにかく文字が大きくて読みやすいのとやっぱりイラストに癒されます。

Jamさんといえば4コマ漫画のイメージがありますが、この本は4コマ閑雅よりも文字が格段に少ないです。
でもその分、しっかりと心に残る言葉がチョイスされています。

書かれている言葉はどれも「うんうん。そうだよな」のオンパレード。
これまでにもどかかで聞いたことがあるようなものもあるのですが、それもこの本でイラストと一緒に表現されるとすごく新しく感じられました。

僕的にオススメだったのが

「期待ハズレも期待どおりも期待するのは相手の勝手」(146ページ)

という言葉です。

メンタルを崩しやすい人は「誰かの期待に応えなければ」と思い込んでいる人が多いんですよね。
でも「それは相手の勝手」とわかれば、少し力も抜けますよね。

このように読みやすくて、心に残る言葉がたくさん書かれていますが、読み進めるとあることに気づきます。

それは「右のページと左のページの関係性」です。

これ、なかなか考えてありますよ。
ぜひ手に乗って読んでみてください。

川本義巳さま提供画像(メンタル本大賞®選考委員)『がんばらにゃい生きかた』(Jam 著/笠間書院)

評者プロフィール


メンタル本大賞2022 著者MVP賞
川本義巳(かわもと・よしみ)

三重県松阪市生まれ津市在住。
うつ専門メンタルコーチ/公認心理師/一般社団法人エフェクティブコーチング協会代表理事。高校卒業後、SEとして20年以上メーカーに勤務。大手IT企業への転職を機にうつ病を発症、寝たきり状態になり、1年2か月の休職を余儀なくされる。2007年コーチングに出合い、うつ病を完全克服。それを機にうつ専門のプロコーチになることを決意。コーチング、NLP、アドラー心理学、エリクソン催眠を学び、それらを応用したメソッドを開発し、2010年個人コーチングを開始。自治体や上場企業でのメンタルヘルス研修講師や精神科クリニック、児童相談所、教育委員会での相談業務等でも経験を積み、10年間で1万件以上の相談、指導を行っている。

メンタル本大賞®2022 特別賞(著者MVP賞)『1日3分でうつをやめる。』川本義巳 著(扶桑社)
1日3分でうつをやめる。
川本義巳 著
扶桑社
2019年10月発売

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