ノミネート作品『職場の「しんどい」がスーッと消え去る大全』の著者、井上智介さまからメッセージをいただきました。お忙しいところありがとうございます!
職場の「しんどい」がスーッと消え去る大全
井上智介 著
大和出版
この作品は何冊目の本となりますか?
またこの本の構想はどのようにして出来上がったのか、教えていただけないでしょうか?
産業医として目の当たりにしてきた従業員の人たちの悩み・苦しみや、編集者さんからの「こういうノウハウを届けたい」というリクエストを軸に構成を練っていきました。
「『しんどい』『つらい』と感じている人を、この文章で本当に楽にすることができるかな?」と何度も自問自答していましたね。
またその理由についても教えていただけますか?
「いつも全力でやらなきゃ」「完璧でいなきゃ」「こんな自分のままじゃダメだ」と自らを追い詰めるのではなく、それまで頑張ってきた自分をたくさん褒めてあげてほしい。そして、今より少しでもいいから力を抜いて、笑って過ごせるようになってほしいという願いを込めています。
また発売される前と後とで何か変化はございましたか?
そして何より、読んでくださった読者の方たちからTwitterなどで「救われた」「楽になった」という声をいただけて、「間違ってなかったんだな」とものすごくありがたかったですね。
またそれをどのようにして克服されたのですか?
若手の頃、夜間の当直医をしたあと、そのまま続けざまに朝の外来に対応するという日々を送っていました。一睡もしないまま患者さんに接するのは、疲れも溜まってどうしてもイライラしてしまいます。
そこで僕は、早々に当直をやめたんです。当時、若手が当直を拒否するなんてことは“ご法度”という風潮でしたけど、本にも書いたように「逃げたっていいじゃないか」と思って。
結果的に、患者さんに対してイライラせずに接することができるようになって、やっぱりよかったと思いました。
学生の頃、脳に関わる仕事をやってみたいと思うようになり、当時は「医者」しか思い当たらなかったからです。
上司・部下・同僚相手など、色々な場面での「頼む方法」がわかりやすく書かれています。
あと、僕自身が関西人というのもあって、お笑いの番組や舞台を観るのも好きです!
でも、同じように悩んでいる人は本当にたくさんいます。
あなただけがダメなんてことは絶対にないし、一人ぼっちでもありません。
何より優先順位が高いのは「完璧」「成功」とかじゃなく、「自分自身と愛する人の心と体の健康」です。
そこだけは決して忘れないようにして、逃げる時はしっかり逃げていいんだ、と知ってほしいなと思います。
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— 井上智介@4/16 HSPさん向けの新刊出版📚 (@tatakau_sangyoi) March 29, 2021