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【書評】『セルフケアの道具箱』(評者:浜口順子/タレント)

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「メンタル本大賞2021」の大賞・優秀賞作品を読んでくださり、感想コメントをいただいた浜口順子さん(タレント)が今年もノミネート作品の書評をお寄せいただきました!

メンタル本大賞®2022 ノミネート作品

セルフケアの道具箱
伊藤絵美 著/細川貂々 イラスト
晶文社
2020年7月発売

このたび発行元の晶文社さまよりお譲りいただきました書籍を浜口順子さまに発送いたしました。当記事の謝礼につきましては、浜口さまより「メンタルヘルス啓蒙のための活動経費に充てて欲しい」とのご意向により辞退されました。晶文社さまと浜口さまに心より御礼申し上げます。

メンタル本大賞実行委員会

書評

「自分で自分を助ける」という目線が好きです。

なぜなら、私は悩んだとき

“結局自分の事は自分が一番分かっているし、自分の道を決めるのは、自分”

というポリシーがあるから。

この本はあくまで

“ひとりぼっちで孤独に自分を助けることではない”

という前提があります。
この言葉に救われました。

私はどこかで強がっていたんだな、と気づいたのです!

まずこの本では最初に自分の幸せ度と苦しみ度をものさしで考えるのですが、まずここで壁にぶつかりました。
どこかで「めっちゃ苦しい」と思いながらも、「いや、私は幸せで、恵まれているんだから」と、自分のなかでかなり葛藤しました。

どこかで苦しんでいる自分を受け入れたくないんだな、と。

本に向かって「伊藤さ~ん、どうしましょ?」と尋ねたくなりました。
著者の伊藤絵美さんにお尋ねしたくなるくらい、前書きの段階で心を優しく包んでもらったような気がしました。
お目にかかったことがないのに、不思議です。

さっそくセルフケアのワークが始まります。
五感、身体を使った方法がたくさん出てきました。

その場で、誰にもバレずに、こっそりとできるワークもあります。

…こういう時、ありませんか?

外で急に胸がざあざあしたり、キューっとしたり。
ふとしたきっかけで何かを思い出してしまったり…

ストレスはいつ忍び寄るかわかりません。

でも、大丈夫。
この本にあるワークをいくつか覚えておいて、こっそり落ち着くことができるはずです。

そして、動きも大切ですが、“想像すること”“イメージ” もカギなんだと知りました。
私が好きになったワークは、183ページにあります、“うんこのワーク” です!

時には水に流し、時には全て受け入れ “てみ” る。
いろんな角度からストレスとの向き合い方が知れます。

ワークが書かれているページはペラペラとめくって見ていき、気になったワークで手を止めてじっくり読めるようなページ構成も非常にありがたかったです。

『セルフケアの道具箱』を読んで、心の奥深さを知ることができ、学びになりました。

このたびは書籍をお贈りいただき、ありがとうございました!
晶文社さま、メンタル本大賞実行委員会さまに心より御礼申し上げます。

浜口順子

評者プロフィール


浜口順子(はまぐち・じゅんこ)
タレント

1985年6月24日生まれ。大阪府出身。ホリプロ所属。
2001年、ホリプロタレントスカウトキャラバンで4万3325人の応募者の中からグランプリを獲得。デビュー当時のキャッチフレーズは「美・笑・女」(びしょうじょ)。デビュー直後からフジテレビ「ココリコミラクルタイプ」、ABCテレビ「大改造!!劇的ビフォーアフター」などに出演。

2016年、3歳上の一般男性と結婚。
2020年、YouTubeチャンネル「はまじゅんカタログ」を開設。
2021年9月、ポッドキャストで「アラフォーからの教養実習~コメンテーターへの道!~」を始める。
2022年9月、三重県への移住を発表。

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