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2022ノミネート作品を読み比べてみました!(評者:浜口順子/タレント)

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「メンタル本大賞2021」の大賞・優秀賞作品を読んでくださり、感想コメントをいただいた浜口順子さん(タレント)に、2022年「実践・ワーク部門」ノミネート3作品を読みくらべていただきました!​

実行委員会で厳選した「実践・ワーク部門」の3作品。

どれも素晴らしい作品なのですが、このたび浜口さんの “イチオシ作品” を「メンタル本大賞2022」特別賞として表彰することにいたしました。

栄えある【特別賞(浜口順子賞)】はこのページの最後に発表します!

浜口順子が「実践・ワーク部門」の3作品を読みくらべてみました!

今年もまた、たくさんのメンタル本との出会いがありました。
素敵な本を教えてくださったメンタル本大賞さんに感謝いたします。

書店へ行くと、メンタル本の場所を探しますが、専用コーナーができていたり、大きく取り上げられていたりするのを目にするとうれしくなります。(何目線なんでしょうか笑)

メンタル本は救いでもありますが、癒しでもあります。
今回、メンタル本を拝読させていただきまして感じたことは、人はみんな誰しもなにか抱えているんだな。ということです。

私はどうしても視野が狭くなりがちなのですが、タイミング、立場、環境、などによって新たな苦悩がうまれるのはみんな一緒なんだなと。
そう思うと、一人でメンタル本を読んでいる気がしませんでした。

そして、そこに寄り添ってくださる著者の方はじめ、製作された方々も浮かびました。
これからも素敵なメンタル本と出会えますことを心の支えにしたいです。

お肌のスキンケアと同じように、心もセルフケアすることの身近さと大切さを、微力ではございますがお伝えしていきたいです。

『セルフケアの道具箱』

セルフケアの道具箱
伊藤絵美 著/細川貂々 イラスト
晶文社
2020年7月発売

おすすめポイント

  • 簡単でシンプルな文章がすんなりと心に入ってくる。
  • 外出先でこっそりできるストレス回避法が知れる。
  • 片手でパラパラ読みができる。

メッセージ

「自分で自分を助ける」という目線が良い。
ストレス回避法を知っておくといざという時に自分を守れる。
難しそうなイメージの心理学だということを忘れられるくらい、わかりやすく、端的にまとまっており読みやすい。
外から受けるストレスと、自分のなかから湧き出るストレスの両方に対処できる導きがあることが良かった。
その場で、誰にもバレずにこっそりとできるワークも紹介されていて、外出先や、どんな状況でもストレス回避できる。
心理学を知りたい人にも学びとなる一冊だと思う。

書評(評者:浜口順子)はこちら

『生きづらいがラクになるゆるメンタル練習帳』

生きづらいがラクになるゆるメンタル練習帳
バク@精神科医 著
ダイヤモンド社
2021年8月発売

おすすめポイント

  • “擬態” その手があったか!という発見。
  • いろいろな経験をしてきた、精神科医の著者の言葉は説得力があり、寄り添ってくれる。
  • 読むといい感じに力が抜けてリラックスできる。

メッセージ

わかっているけどついつい浮かんでしまう3D
「でも」「どうせ」「だって」がスッと消えていくような一冊。
個性を出さないと埋もれてしまう世の中でもあるが、うま~く溶け込むこと、無理のない仮面を被ることで結果、ラクになる。
その導きはとてもすんなり入ってきたし、今までだれかに認めてほしい行動でもあった。
98ページの「『人間は皆、平等!』を信じれば信じるほど辛くなりませんか?」など、こちらの心に共感してくれるような箇所があり、孤独を感じなかった。
青い色がなんだか心が落ち着き、青い線が引いてあって読みやすい。

『毎日みるだけ! 自己肯定感365日BOOK』

毎日みるだけ! 自己肯定感365日BOOK
中島輝 著
SBクリエイティブ
2021年11月発売

おすすめポイント

  • 最近よく聞くけど実はわかっていない自己肯定感を、木に例えてわかりやすく知れる。
  • どのページをパッと開いて読んでも楽しい気持ちになれる。
  • 自己肯定感を高める方法の選択肢の多さ。

メッセージ

冒頭の「一喜一憂しなさんな」の言葉が良かった。
自己肯定感ってよく聞くけど、いったい何ぞや!?という方にもぴったりの一冊。
自己肯定感を幹の太い木に例えてしくみを知ることで対処できるようになる。
6つの“感”が自己肯定感と深く関係することが興味深かった。
とにかく実践方法365パターンという多さが良い。
でももっとそれ以上の発見があった。
各ページにエビデンスがしっかりと書かれており、わかりやすい解説も安心感がある。
向かうべき方向への足並みが揃う。
何も考えたくないとき、でも、何か高めたいときにパッと開いてみたページのことを実践してみる、おみくじみたいな楽しみ方もできるのではないかと思う。
世代問わず、プレゼントにもおすすめ。

このたびは書籍をお贈りいただき、ありがとうございました!
晶文社さま、ダイヤモンド社さま、SBクリエイティブさま、メンタル本大賞実行委員会さまに心より御礼申し上げます。

浜口順子

浜口さまの “イチオシ” とのことで『毎日みるだけ! 自己肯定感365日BOOK』(中島輝 著/SBクリエイティブ)を【特別賞(浜口順子賞)】として表彰させていただきます。

このたび発行元の晶文社さま、ダイヤモンド社さま、SBクリエイティブさまよりお譲りいただきました書籍を浜口順子さまに発送いたしました。

当記事の謝礼につきましては、浜口さまより「メンタルヘルス啓蒙のための活動経費に充てて欲しい」とのご意向により辞退されました。

各社のご担当者さまと浜口さまに心より御礼申し上げます。

メンタル本大賞実行委員会

評者プロフィール


浜口順子(はまぐち・じゅんこ)
タレント

1985年6月24日生まれ。大阪府出身。ホリプロ所属。
2001年、ホリプロタレントスカウトキャラバンで4万3325人の応募者の中からグランプリを獲得。デビュー当時のキャッチフレーズは「美・笑・女」(びしょうじょ)。デビュー直後からフジテレビ「ココリコミラクルタイプ」、ABCテレビ「大改造!!劇的ビフォーアフター」などに出演。

2016年、3歳上の一般男性と結婚。
2020年、YouTubeチャンネル「はまじゅんカタログ」を開設。
2021年9月、ポッドキャストで「アラフォーからの教養実習~コメンテーターへの道!~」を始める。
2022年9月、三重県への移住を発表。

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