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【メンタル本大賞®2023】参考コメント(菊池大幹/株式会社ブックダム・代表取締役)

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【メンタル本大賞®2023】
ノミネート作品 参考コメント

株式会社ブックダム・菊池大幹さまプロフィール画像(メンタル本大賞®)
菊池大幹
(株式会社ブックダム・代表取締役)

現在、出版社にお勤めのため受賞審査はご辞退されました。
参考コメントとしてご紹介させていただきます。

2023 ノミネート作品

メンタル本大賞®2023 ノミネート作品一覧メンタル本大賞®2023 ノミネート7作品

 

 

評価結果・作品別コメント

株式会社ブックダム・菊池大幹さまプロフィール画像(メンタル本大賞®)
1位 参考順位 「自分の感情」の整えかた・切り替えかた
高井祐子 著
大和出版
2位 参考順位 こころのもやもやを脳のせいにしてラクになる方法
加藤俊徳 著
WAVE出版
3位 参考順位 がんばらにゃい生きかた
Jam 著
笠間書院

『「自分の感情」の整えかた・切り替えかた』

『「自分の感情」の整えかた・切り替えかた』高井祐子 著(大和出版) 「自分の感情」の整えかた・切り替えかた
高井祐子 著
大和出版
2022年5月発売

評価ポイント

  • 「認知行動療法」×「生活臨床」2つのアプローチだから読者に寄り添ってくれる
  • 今日からスモールステップで実践できる85のワーク
  • 「体温」を感じるイラストとデザイン

評価理由

本書のCHAPTER1「自分の現在地をみつめてる」のワークを実践するだけでも心のモヤモヤやザワザワはだいぶ解消されるのではと思います。

「普通はそう」「普通ならこうする」といった誰かの「普通」が自分を苦しめることがありますが、そもそも普通なんていう世の中の基準はないですからね。
この出発点はとても大切と感じます。

「幸せ」という概念もじつは自分の心が決めればいいもの。
そして幸せなんて案外すでにあるもの。

本書を片手に、日常の出来事の捉え方とちょっとした行動を変えてみる。
それだけでネガティブな感情が次第にやわらぎスッキリ!に変わるはず。
自信をもっておススメできるメンタル本です。

『こころのもやもやを脳のせいにしてラクになる方法』

『こころのもやもやを脳のせいにしてラクになる方法』加藤俊徳 著(WAVE出版) こころのもやもやを脳のせいにしてラクになる方法
加藤俊徳 著
WAVE出版
2021年7月発売

評価ポイント

  • 心の悩みをすべて脳のせいにできるのは救いになる
  • さまざまなタイプの悩み別に”処方箋”が用意されている
  • 悩みがなくなる3ステップに再現性がある

評価理由

本書では脳の専門家である著者・加藤先生が「心のもやもやを脳のせいにする」という前提で、よくある心の悩みをたくさん集めて、その解消法を論理的に解説してくれています。

悩んでしまうのは、メンタルが強い弱いの問題ではなく、生まれ持った性格でもなく、悩みの原因をきちんと自覚できていないことにあるそうです。

いわば「脳の癖」

癖ということは思考と行動を変えれば直せる。
ではどうやって変えればいいの?という疑問に対する答えが本書には詰まっています。
不安もイライラも自分が生み出していた幻想であることに気づいてしまうすごいメンタル本です。

『がんばらにゃい生きかた』

『がんばらにゃい生きかた』Jam 著(笠間書院) がんばらにゃい生きかた
Jam 著
笠間書院
2022年5月発売

評価ポイント

  • 疲れずに読める
  • イラストが絶妙なゆるさを引き立たせている
  • どのページからめくっても読める

評価理由

本書を手にとったのは仕事の合間だったのですが、肩の力がふっと抜けるような感覚がありました。
ただでさえ情報過多なこの時代では、知らず知らずのうちに身も心もガチガチに硬直しかねません。

だからこそ、著者のJamさんも「疲れていると絵と文字の情報の多さについていけなくなっちゃう」と仰っているように、ときには身構えることなく、ひたすらに心をほぐしてみる時間は大切だなと本書を通じて実感できました。

まさに「部屋着」のままで読めてしまうメンタル本です。

総評

株式会社ブックダム・菊池大幹さまプロフィール画像(メンタル本大賞®)
このたびご協力・献本をいただきました著者さま、出版社のみなさま、そしてメンタル本大賞実行委員会のみなさまへ、この場をお借りしまして心より感謝申し上げます。

みなさまのおかげでたくさんのメンタル本と出会うことができました。
読者のひとりとして、たくさんのプラスのエネルギーをいただきました。

夢や目標を持ち、努力や成長の果てに達成することは大変すばらしいことです。
でもそれは一つの生き方にしか過ぎません。
本来一人として同じ人間はいませんし、誰かの価値観や基準に縛られる必要はありません。
一方で、無意識のうちに誰かの価値観や基準に縛られ、生きづらさを感じやすい時代でもあります。

誰もが生きていれば浮き沈みがあり、ときには息が詰まりそうになることもあるでしょう。
わたしもそうです。
そんなときに、1冊のメンタル本がなくてはならないエネルギーになる。
選考委員の活動を通じて、その確信にも近いイメージがより強くなりました。

「疲れたら立ち止まってもいい。もしできることなら、あと一歩だけ。あと少しだけ前に進んでみよう。」

たくさんの読者の”生きる”に寄り添ってくれるメンタル本大賞を、これからも応援しています。

評者プロフィール

株式会社ブックダム・菊池大幹さまプロフィール画像(メンタル本大賞®)
菊池大幹(きくち・だいき)
1985年生まれ。大学卒業後、株式会社高橋書店に入社し、7年間書店営業に従事。その後、広告代理店勤務〜新興出版社の創業参画を経て、2019年12月に株式会社ブックダムを設立。現在創業5期目を迎え、出版事業と出版プロデュース事業を展開中。

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