ノミネート作品の『あやうく一生懸命生きるところだった』(ハ・ワン 著/ダイヤモンド社)の翻訳をご担当された岡崎暢子さまからメッセージをいただきました。お忙しいところありがとうございます!
あやうく一生懸命生きるところだった ハ・ワン 著/岡崎暢子 訳 ダイヤモンド社 2020年1月発売 |
翻訳者として署名のある本としては『Paint it Rock! マンガで読むロックの歴史』(DU BOOKS)に続いての2冊目となります。『あやうく一生懸命生きるところだった』は、原著が韓国ですごく売れていたので存在は知っていて、会社の仕事で心身ともに疲弊していた時に手に取ったところ、とにかく共感しました。「何のために自分は心を病みかけてまで必死にやっているんだろう」と急に目からうろこが落ちたみたいに働き方に変えようと思い立ち、会社を辞めることにしたんです。年に1冊でも翻訳の仕事ができたらいいなと思っていたのですが、いろいろな縁と奇跡がつながって、この本を翻訳させてもらえることになりました。
コロナが収束して日本にいらしたら、本当に美味しいナポリタンスパゲッティの店にお連れする約束をしています(その理由はハ・ワンさんの新作『今日も言い訳しながら生きてます』の中に書いてあります)
周囲で変わったことは、2020年の1年間で韓国のエッセイ本が日本でたくさん翻訳出版されるようになったことです。『私は私のままで生きることにした』(ワニブックス)が日本で40万部超のベストセラーになったことや、『死にたいけどトッポッキは食べたい』(光文社)のヒット、そして『あやうく一生懸命生きるところだった』もその勢いをけん引してくれていると思います。おかげさまで思いがけず私もその後も翻訳の仕事をいただけています。
『男の!ヤバすぎバイト列伝』(リットーミュージック)掟ポルシェ先生がご自身のバイト遍歴を綴ったエッセイですが、声出して笑えるのに読後感は爽やか、感動すら覚えるという間違いなく名著です。
気分的に疲れたときは『有吉の壁』と、今さらですが『銀魂』を見て大爆笑しています。
運動は、去年の運動不足による体重増加に焦って今年から再開しました。数年前に流れでトライアスロンの大会に出るために買ったロードバイクがあり、自転車の健康維持のために出掛けたり、ゆるくジョギングしたりしてます。ですが全然痩せません。
本だったら、専門家や経験者によるアドバイスを、欲しいところだけさっと見つけて読めるのもいい。今は、いろんな著者によるさまざまなタイプの「メンタル本」が出ているので、つらい時に打開策を検索するついでに、自分にぴったりの本がないかも検索してみるといいかもしれません。
今日も言い訳しながら生きてます
ハ・ワン 著/岡崎暢子 訳
ダイヤモンド社
岡崎暢子さまの喜びツイート
わ〜見本が届いた〜♫ 『今日も言い訳しながら生きてます』
「あやうく一生懸命生きるところだった」ハワンさんの新作。おダイヤモンド社様より今月27日発売です。Amazonのページも充実している…素晴らしい…
今日も言い訳しながら生きてます https://t.co/egYzPZxqdA pic.twitter.com/Hh7LTIxtck— 岡崎暢子 韓日翻訳・編集 (@kotepuyo_kamo) January 19, 2021
※メンタル本大賞実行委員会の解釈による作品内容のワンシート図解はこちら