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【書評】『セルフケアの道具箱』(評者:實山美穂/書店員)

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新潟県出身作家コーナーなど地元関連書籍の品揃えにも力を入れている文信堂書店 長岡店で文芸書・ビジネス書などを担当している 實山美穂さま(書店員) より書評をお届けします!

メンタル本大賞®2022 ノミネート作品

セルフケアの道具箱
伊藤絵美 著/細川貂々 イラスト
晶文社
2020年7月発売

書評

一見すると分厚い本ですが、今つらいという人は、“はじめに” だけでも読んでください。
そして第1章と第2章のワークをそれぞれ3つずつ取り組んでみましょう。

ひとつひとつはお金もかからず、すぐにできる簡単なワークばかりです。

少し余裕がでてきたら、第3章以降を読んでみてください。
いきなり全部を読む必要はありません。

私自身は、第1章、第2章それぞれで実際にやっていること、経験済みのワークがあることに思い至りました。

同じように思う人もいるでしょう。
そんな人は第3章以降も読み進めながら実際にやってみましょう。
いつかの時に役立つかもしれません。

この本は、読んで終わりではなく、すぐに手が届く場所において、繰り返し実践してみるというワークブックです。
そして、ストレスとうまくつきあい、セルフケアの上手な生活を送れるようになりましょう。
そんな生活が、カウンセリングを受けずに、1冊の本で実現するならお得だと思いませんか?

評者プロフィール


實山美穂(じつやま・みほ)
大学で心理学などを専攻し、卒業後、文信堂書店に入社。文芸書・ビジネス書他担当。文芸書担当を機に本屋大賞エントリー店となり、新書担当を機に新書大賞の投票に参加し、興味の赴くまま御書印プロジェクトにも参加。基本、本を読んで猫と遊んでいれば満足。

公式サイト・SNS
文信堂書店長岡店 Twitterアカウント(@bunshindo_n)
note|御書印プロジェクト(公式)

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