エントリー作品紹介
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もしあと1年で人生が終わるとしたら? 小澤竹俊 著 アスコム 2021年3月発売 |
分類 | 読みもの |
判型・ページ数 | A5変型判/176頁 |
著者 | 終末期医療に携わる医師 |
着眼点 | 終末期患者のエピソード、人生の振り返り、病気でない人にも通じる存在価値 |
実行委員会コメント
<実行委員会コメント>
タイトルから「与えられた時間を大切に過ごしなさい」という説教じみた内容を想像してしまうかもしれないが、本作品が発するメッセージは「自分はここに存在していい」「何もできない自分でもこれでよい」というやさしいもの。
死を目前にして人生を振り返ると、後悔の気持ちは少しずつ整理されて、大半の人が「良い人生だった」「自分なりに頑張った」という想いを抱えて最後を迎えられるそう。
この変化は、見つめるものが過去か現在かの違いはあれど、どんな自分でも受け入れる「自己肯定感」が芽生えるプロセスに似ていると思う。
しんどい・生きづらいと感じている人が自分を見つめなおすヒントとなる1冊。
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出版社コメント
<もしあと1年で人生が終わるとしたら?>
コロナ禍により、多くの人が苦しみやつらさを抱えています。
いつ自分や家族が感染してもおかしくない。
先が見えず、いつ収束するのかわからない。
命そのものに向き合わなければならない日が続き、経済的に困っている人もいます。
そんな中、ホスピスの現場で限られた命の人を支えてきた小澤先生なら、私たちにどんなアドバイスをくれるだろうか。
そう考えたのが本書の出発点です。
これまで、何千人もの人を看取ってきた小澤先生は、「誰もが死を前にして、本当に大切なものを見つける」とおっしゃっています。
お金や地位ではない、自分自身にとって、人生にとって、本当に大切なもの。
それを「死を前にした時」ではなく、今から見つけることができれば、この苦しい時代でも生きやすくなるのではないか。
『もしあと1年で人生が終わるとしたら』という問いは、そうした思いから生まれました。
もしあと1年なら――。
・あなたは誰のことを思い浮かべますか?
・あなたは何を考えますか?
この問いを通じて、一人でも多くの人に「本当に大切なもの」を見つけ、幸せに生きてほしい。
本書には、そんな小澤先生の思いが詰まっています。
作品紹介コンテンツ
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