エントリー作品紹介
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がんばらないことをがんばるって決めた。 考えるOL 著/おさつ イラスト KADOKAWA 2021年11月発売 |
分類 | 読みもの(Twitterつぶやき・エッセイ) |
判型・ページ数 | 四六判/192頁 |
著者 | 会社員/うつ・休職経験 |
着眼点 | 「がんばらないことをがんばる」というフレーズ、読者の年代・性別を選びそうで選ばないありのままのメッセージ |
実行委員会コメント
<実行委員会コメント>
「がんばらないこと」を「がんばる」というメッセージが、がんばりたくないのにがんばって疲弊してしまいがちな読者のストライクゾーンに突き刺さる。
「今日も会社に行けなかった。まあいいか、生きてるし。」
エッセイにはハウツー本にはないパワーがある。
確かに読み手を選ぶかもしれないが、自分の言葉や心境を代弁してくれているかのような一体感が得られる。
著者が言うなら「休んでも、まあいいか」と思えるし、著者が一歩踏み出そうとしたなら、自分にもできそうな気がしてくる……。
「何者かになるよりも、自分が好きな自分でいられることのほうがよっぽど尊いじゃんか。」
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出版社コメント
15万いいねがついた「今日も会社に行けなかった。まあいいか。生きてるし。」というツイートを拝見して、考えるOLさんにお声がけしたのが企画のきっかけでした。
ちょうどそのとき、ありのままの自分を受け入れるような内容の韓国の翻訳本が多くの読者さんの手に取られていたこともあり、こういったエッセイの形式で考えるOLさんの言葉を届けられないだろうか…と考え、本書のようなつぶやき+エッセイ+イラストという構成にいたしました。
疲れている読者さんにとって読みやすいように…ということを第一に考え、文章のボリュームなども調整しています。
「がんばらないことをがんばる」考えるOLさんの考え方は、疲弊しがちな大人にとって救いになるのではないかと思います。
「ご褒美にちゃんとアイスを食べる」「1日を乗り切るために出社前にお気に入りのカフェラテを買う」など、ちょっとした工夫でしんどい毎日を軽やかに乗り越えるヒントを本書にはちりばめました。
ただ単に何かをやめたり諦めてしまうわけではなく、持続可能に「がんばる」ためにあえて「がんばらないことをがんばる」大切さを提案する、一種の”ポジティブさ”を多くの方に伝えたいです。
作品紹介コンテンツ
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