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【PART7】心理学と脳科学的アプローチ①

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実行委員の弥永英晃が作家として手がけた絵本『おやすみ絵本 ねむりの王国のクウ』(インプレス)が6月24日に発売となります。

発売を記念して、10回にわたってお送りする、カウントダウン連載コラム!

明日いよいよ発売 !!

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【PART7】心理学と脳科学的アプローチ①

聞き手:成瀬俊昭|話し手:弥永英晃(いずれも実行委員)

脳科学的アプローチとは?

― 催眠療法は、心理学のアプローチだと思いますが、弥永さんは脳科学を用いたメソッドについての本も出されていますね。

一般的な催眠療法は心、つまり潜在意識に働きかけるものですが、私は脳の「神経可塑性」を利用した脳科学的なアプローチも取り入れています。

― 脳の「神経可塑性」とは何ですか?

簡単に言うと、脳の使い方に応じて変化する特徴のことです。

脳には、ポジティブな神経回路とネガティブな神経回路があって、その回路は自分で増やしたり、なくしたりできることが証明されています。

ネガティブな思考パターンや、絶え間ないストレスや心労は、この神経回路を変えてしまいかねないのです。

― ネガティブな思考ばかりだと、脳の神経回路はネガティブなものばかりになってしまうのですね!

ポジティブであれ、ネガティブであれ、その感情が強ければ強いほど、「ニューロン」と呼ばれる神経細胞が活発に働きます。

― そうなるとどうなるのですか?

これらは結びついて、脳の中でネットワークがつくられてしまう。
一連の自動的な流れができてしまい、使われていないネットワークは減っていくのです。

つまり、ネガティブな回路ばかりになってしまうと、自己肯定感を感じにくくなってしまうのです。

脳科学×心理学で自己肯定感を高める方法
弥永英晃 著
大和出版
2019年9月発売

脳と心の両面からアプローチする「脳の神経回路をつくり変えて心を新しくする」画期的メソッド!!

3刷。中国、台湾でも翻訳(中国のAmazon含むネット書店では売上1位を達成)

メンタル本大賞の活動に携わることになったきっかけ

― 話は変わりますが、私たちは「人生のどん底に落ちたときに本に救われた」という共通点がありますね。

拙著『脳科学×心理学で自己肯定感を高める方法』(大和出版)にも書いたのですが、「現代人が悩んでいることはすでに先人が学んだことであり、その答えやヒントはすべて書物の中にある」という考え方は今でも変わりません。

― 同感です。私もうつ病になって自分の存在価値を見失い、生きることをあきらめようとしたことがあります。そのときに私を救ってくれたのは、心が楽になるメンタル本でした。

私がメンタル本大賞の活動に加わるきっかけとなったのが、成瀬さんのエピソードでした。

うつになったことや、メンタル本をいろいろ読み漁っていた過去があって、自分と一緒だなぁと思いました。

自分と重なったんですよね。

― 弥永さんからTwitterDMでメッセージを頂いたのは1月11日でした。当時のやり取りは昨日のことのように鮮明に覚えています。

やりたいことが似ていたし、生きづらさを感じて苦しんでいる人の手助けをしたいっていう思いがすごく伝わってきました。

当時のやり取りについて、ライツ社さんから取材を受けました。

PART8 につづく
『おやすみ絵本 ねむりの王国のクウ』紹介 はこちら
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